花鉢

花鉢 家や庭に花があると、温かいゆったりとした気持ちになります。
花を飾る喜びを知っている人であれば、次は「花を育てる」喜びを覚えてみませんか?

自分で育てた花は、一層愛らしく思えるものです。花を育てるのはそれほど難しいことではありません。
花はデリケートなものですが、あまり神経質にならずに育ててみましょう。
基本的な手入れが間違っていなければ、、案外丈夫に咲くものです。
ゆったりと心に余裕を持てるのも、花を育てる喜びのひとつです。

Step1

お気に入りの花を用意したら、植え替えをしましょう。
種をまいてから花が咲くまでの管理が難しいもの、時間がかかるものは、苗から育てることをお勧めします。
まずは苗から育ててみて、慣れてきたら次は種から育てるのもいいでしょう。

購入してきた花苗は、花壇やプランター、植木鉢などに植え替えましょう。根はデリケートなので、傷めずに植え替えることが大切です。
根詰まりを起こしている場合は、長い根を切ったり、硬くなった土をほぐしたりして、根を良く広げておくと良いでしょう。

植替えは、基本的にやや乾燥気味の状態で行います。
プランターや植木鉢に植えつける場合は、まず鉢底石や軽石などを入れて水はけをよくします。
その後用土を入れて花苗を置き、用土を足していきます。
用土には、あらかじめ緩効性肥料を施しておきます。(最初から肥料の混ざっている用土もあります。)
植え替えたら、たっぷりと水を与えるのも忘れずに。
植え替え後は、苗が少し弱り気味になるので、直射日光や強い肥料は避けましょう。
秋から冬にお勧めの花
10月に入ると、パンジーやビオラ、ジュリアン・ポリアンなどのプリムラ類が出回り始めます。
最近では、手入れが難しいとされてきたシクラメンもガーデン用に小さく改良され、プランターや花壇などに植えて楽しめるようになりました。
同じ種類の花で揃えるのも素敵ですが、ここでちょっと一工夫。
苗を植えるときに、チューリップの球根を植え込んでみては?
春先にチューリップが咲くと、一段と花壇が楽しく華やかになりますよ。

Step2

大切なお手入れ「水遣り」は、過保護になり過ぎないように。
植物が水を欲する量や間隔は、花の種類や季節などによって変わります。
やみくもに毎日水を与えればいいというものではありません。
水の与えすぎは、土が加湿状態になったり、根が窒息して根腐れの原因になります。

水遣りのタイミングは、庭上でも鉢植えでも、まず「土の表面を見ること」。
土の表面が白っぽく乾いてきた頃が水遣りの時期です。
植物の中には、乾燥を好むものもあります。その場合は、土の表面が乾ききってからさらに、1~2日おいてから水を与えます。
開花中は葉や花に水を掛けないように注意しましょう。

水は、土がかぶるくらいいっぺんに与えます。
水が表面の土から引いても、鉢底から流れ出さない場合は、もう少し水を足します。
このように、水による圧力を掛けることで、土中の空気が押し出され、新鮮な空気を根に与えることができます。
ただし、鉢皿には決して水をためないでください。根腐れの原因になります。
【水切れを起こしたとき】
ついついみずやりを忘れてしまい、用土が乾ききり株がしおれてしまったら、水の入ったバケツに鉢ごとつけて、底面から充分に水を吸わせましょう。

Step3

その他の手入れも忘れずに。ただし、過保護になり過ぎないように。
花を育てる手入れには、水遣りのようにやらなければ枯れてしまうというような基本的な手入れと、より美しい花を育てるための手入れがあります。
それらを定期的に行うことで、花を長く楽しんだり、形の良い株に育てることができるのです。
【花がら摘み】
花がら摘みは、見た目に美しいのはもちろん、落ちた花びらが腐って病気になるのを防ぐ大切なお手入れです。
パンジーやペチュニアなどは、花が終わるとすぐに実を結んで株を弱らせるので、それを防ぐためにも重要です。
【切り戻し】
主に新しい花芽を出させるために茎を切ることです。
大きく茂りすぎた株や伸びすぎてしまった花などは、半分くらいに切り戻しをします。
長い時期咲き続ける花は、咲き疲れなどから途中花つきが悪くなることがありますが、切り戻しをすると再び花をつけます。
【摘芯】
上に伸びて成長する株の頂芽を摘むことで、わき芽を伸ばし、見た目のバランスをよくすることを言います。
キッチンハーブの代表「バジル」は、そのままにしておくとすぐに花芽をつけ、株が弱ってしまいますが、摘芯をすることでこんもりと茂り、たくさん収穫することができます。
摘芯したものは、もちろんお料理に使えるので、一石二鳥です。

Step4

にっくき病害虫は早めの対策が重要です。
植物を栽培する上で、病気と害虫は大きな悩みでもあります。
できるだけ予防し、万が一発生してしまっても最小限に食い止められるように心がけましょう。

植物に病気を引き起こす病原菌を予防するには、
基本的には、「雨に当てない」「花がら・枯葉などをこまめに取り除く」こと。
また、付着してしまった病原菌を発病させないために、「日光に当てる」「充分な水・肥料を与える」など、基本的な手入れで植物を弱らせないようにしましょう。
万が一発病してしまった場合は、植物全体に蔓延しないよう、殺虫剤を散布します。

植物につく害虫は、さまざまな種類が存在します。
被害も、葉・茎を侵食する、つぼみに穴を開ける、茎を噛み切るなどいろいろ。
症状が現れても、害虫自体は隠れていて見えないということもあります。

害虫は、早期に発見するのが駆除しやすく、当然被害も少ないものです。
植物をよく観察し、異変がないかまめにチェックすることが大切です。

ケムシやアオムシ、ナメクジなどは、見つけ次第取り除きましょう。
アブラムシ・ハダニ・カメムシなどは、虫自体が小さいので見つけにくいのと、繁殖力が旺盛なため、あっという間に蔓延してしまいます。
あらかじめ、オルトラン粒剤や殺ダニ剤をまいて予防するのが良いでしょう。

それぞれの害虫に合った殺虫剤があり、合わないものを用いると害虫を駆除できずに植物だけを傷める可能性もあります。
害虫や症状をよく観察して、正しい殺虫剤を使用しましょう。
詳しくは住友化学園芸のホームページ「病害虫ナビ」http://www.sc-engei.co.jp/navi/index.htmlをご覧ください。
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